2015年06月

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ふせんの裏が白紙だということに気付きました。これはビジネスになりそうな匂いがします。

のりが付いている方にまでメモを書き込んでいる人は見たことがありません。表側にメモをしてメモの内容を消化したら丸めてゴミ箱にポイするのが普通です牛記找換店

一方で、チラシの裏やコピーの裏に書き込む人はよく見かけます。もったいない精神ですね。白紙を有効活用するのはとてもいいことです、

けれどもふせんの裏は白紙であるにもかかわらず積極的に有効活用しよう!ということには世の中なっていません。書ける面積が狭いからでしょうか糖尿病性黃斑水腫それとものりが付いてて書きにくいからでしょうか?理由はなんにせよ、塵も積もれば山となる理論で、ふせんの枚数だけ白紙面積は広くなるのは紛れもない事実です。

では、ふせんの裏の白紙を有効活用する方法としてどんなアイディアが考えられるでしょうか。会社で使う場合と個人使用の場合とで分けて考えてみます。

会社で使用するふせんの場合

社内で使うふせんならば、裏に食券をプリントしておくというアイディアがまず思いつきます。これなら食券を新たに購入する手間が省けますし、すぐ捨てられてしまう食券の紙代の節約になります。もちろん社内食堂がある場合に限りますが。一方で、機密情報がふせんに書かれることもあるので、社外で使うことを目的とした食事券やコーヒー券の印刷には不向きでしょうね。

他に印刷できるのは近隣飲食店の新商品広告ぐらいです。例えばスタバの新商品なんかだと広告効果もそれなりに見込めるかもしれません。クーポンも追記できれば最高ですが、これは機密保持のため実現化はむずかしいと思います。

個人で使用するふせんの場合

個人使用であれば、法人ではできない外での使用も可能になります。なので、ふせんの裏にクーポンを印刷しての使用もOKです。QRコードを印刷しておいてアプリをダウンロードしてもらうキャンペーンも打てるかもしれません。そう考えると個人使用を想定した方がふせんの裏の白紙のビジネス化はしやすいように思います。

思いつき程度ですが、ブレスト次第でもっといい活用方法が見つかるかもしれません。Post-it®さんと何かやってみたいな。

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水曜日。晴れ。気温十九度。起床後、ルーティンどおりに腕立てを五十回。腹筋を五十回。
 百二十キロのベンチプレスを二十回。それを一セットとして、計三セット。そしてたっぷりの食事を取り、外へ。目指すは池袋。高層ビルの裏手にある、安っぽい雑居ビルの五階。ドアには『黄《ファン》経済研究所』と書かれ

ている。ノックを二回。五秒おいて五回。さらに五秒待ち、中へ。
 この手順を踏まないと、ドアは決して開かない。
 事務所の中には机がひとつ。それだけだ。ファイルを収める棚も、応接セットもなし。そして、たったひとつの机の向こうに座っているのがファンだ。
「よう、リルビィ」
 ガラガラの声でファンが言う。
 ファンは身長百五十センチ、体重四十キロ、ずるがしこいキツネみたいな顔をしている。痩せていて狡猾《こうかつ》そうなところは、ほんと、キツネそっくり。日本生まれの韓国人で、年は四十代半ば——あたしがファンにつ

いて知ってることはそれくらいだった。一度背景を探ってみようとしたことがあるけれど、途中でやめた。まずいことになりそうな気がしたからだ。たぶん、正しい判断だったのだろう。どのみち、知ったところでどうなるもので

もないし。
 あたしは机の前に立ち、面倒《めんどう》くさそうに言った。
「補給に来たよ、ファン」
「わかってる」
 肯《うなず》くと、ファンはポケットから小さなビニール袋を取りだし、テーブルの上に放り投げた。ビニール袋の中には白い粉末が入っている。フロート効果の源だ。あたしはその袋を自分のポケットに滑《すべ》りこませた


「実はな、リルビィ、よくない噂《うわさ》がある」
「噂?」
 ファンが言う『噂』は、文字どおりの意味ではない。あまり話したくないが、話さざるをえない事実があるという意味だ。最初、そのギャップがわからなくて戸惑ったものだ。
「どういう噂なの?」
「そいつをベースにしたブレンド物が出まわってるらしい」
「なんだって」
「|天使の糞《エンジェル・シット》とか呼ばれてる。新手のヤクだと思われてるみたいだ。フロート効果がおもしろいんだろうな」
「けど、どうしてこれが……」
「よせよ、リルビィ。どんなところからだって物は漏《も》れる。CIAだろうがKGBだろうがモサドだろうが流出と漏洩《ろうえい》を防げるわけがない」
 その通りだった。
 あたしは肯き、言った。
「わかった。気をつけておくよ」
「頼《たの》む。悪いけど」
「で、あんたのほうの用ってのは?」
「なに、仕事ってヤツさ」
 ファンは一枚の写真をテーブルの上に投げだした。
 女の子。
 若い。
 高校生。
 薄紫の制服。
 パッと見て取れるのはそれくらい。
「名前は中村明美。なかなか可愛い子だろ」
「この子がどうしたの」
「殺ってくれ」
「はあ?」
「二度も言わすなよ。殺すんだよ」
「なんでまた」
「どうしたんだ、リルビィ。理由を聞くなんて、おまえらしくないな」
 その通りだった。
 あたしはいつも、理由を聞かない。
 必要ないからだ。
 それでも思わず聞いてしまったのは、その子があまりにも普通だったからだ。どこにでもいる、ただの高校生。めずらしくもなんともない。こんな普通の子に、殺されなければならない理由があるなんて。あたしは大きく息を吐

いた。
「確かにあたしらしくないね」
「まあ、でも、いいや。説明してやるよ。そのほうが絵がはっきりするし。おまえさんもやりやすくなるはずだし」
「絵? どういうことよ、ファン」
「なに、至極《しごく》簡単。この子はフローターだ」
 あっさりと告げるファン。
 それを聞いて、あたしは舌打ちした。
「糞《シット》! フローターだって? この子が?」
「間違いないね。この三ヵ月、専属のチームがずっとその子に張りついてる。例の連中さ。おまえさんもご存知のように、フローターはいろいろやっかいだからな。仮性なら、まあ、放っておけばそのうち元に戻っちまうが、この

子は真性らしい。となれば、連中が見逃すはずはない。それで、おまえさんに話が来たってわけ。フローターにはフローター。道理だな、まったく。連中は確かにやり方を心得てるよ」
「真性……先天的なものなの?」
「いや、そうじゃないらしい。なんでも、トラブルに巻きこまれたショックだとよ。ま、もともと因子を持ってたんだろうな。トラブルはただのきっかけだろう」
 写真を手に取る。最初の印象は変わらない。ただの、日本の女子高生。まだ子供だ。あどけないが、どことなく繊細で、どう表現すればいいか……健気《けなげ》……いや、違う……痛々しい……そう、痛々しい顔つきをしてい

る。その顔つきが生まれついてのものなのか、あるいはフロート現象によって身についたものなのか、あたしにはよくわからなかった。
「あたしに依頼《いらい》が来た。ってことは、第二段階に移行しつつあるってことね?」
「連中はそう考えてる」
「時間はない、と」


その後、2007年、体内でそこさえ活性化すれば元気になる、
中心点を見つけ、それを 「体心点」 と命名、私の呼吸法は、
体心点を鍛える 「湧式呼吸法」 へと発展し、現在も沖縄中心
にワークショップを行っています。
 湧式呼吸法に関する詳細は私に著書を参考にしていただけれ
ばと思いますが、この呼吸で最も大切なことは、自身が天と地と
つながることです。 天地のエネルギーを吸いこみ、吐く息ととも
に病気や不安を吐きだす。すると大自然のエネルギーに満たされ
その人の無限の可能性が引き出されます。

 当初は信じがたい経験に困惑し、東京からいらした神父さんに
相談したことがありました。
 すると 「あなたは神さまから賜をいただいた。 大切につかって
ください」 とおっしゃいます。 以来困っている人たちを助けるため
だけに与えられた力を使い、決してマスコミなどにはでないよう沖縄
で静かに生きてきました。
 しかし、東日本大震災を経て日本も未曾有の時代に入りました。
 混乱の時代にあって私は多くの人につたえなくてはならないと思い
ました。それは私たちが目に見える世界は、目に見えない世界によ
って支えられているということです。
 見えない世界とは、決しておどろおどろしい世界や超常現象の世界
のことではありません。

 人生は自身が投じたものが返ってくるくるということです。 だからこ
そ、陰徳を積み日々を丁寧に生きること。そして感鋁門窗謝して生きることが
大切なのです。

 見えない世界を知れば知るほど、私は人間が生きる神秘を感じてき
ました。ご自身の人生で出逢った人たち一人ひとりに深く感謝して生き
ていくことが、心身の平安への一番の近道だと感じています。

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